世界はどうしてこんなに美しいんだ

2019 インスタレーション、自転車、LEDホイールライト、本「夜と霧」、4Kヴィデオ 15分

誰しも、陽の光や、緑の木々、夕焼けや星空といった当たり前な自然現象に美しさを感じた経験があるだろう。

「世界はどうしてこんなに美しいんだ」という言葉は、アウシュビッツ強制収容所の記録である「夜と霧」(ヴィクトール・フランクル著)のなかで、明日をも知れぬ囚人が、夕焼けを見た瞬間に思わず口にした言葉である。

ペダルを漕ぎ続ける事で、車輪に取り付けたLEDホイールライトが残像効果によってその言葉を照らし出す。

瀬戸内の夕日と美しい風景を背景に疾走する自転車の長回しの映像は、見る者に「世界の美しさ」について思いを馳せる時間を与える。

 

瀬戸内国際芸術祭では、女木島でのインスタレーションとともに、高松港でレンタサイクルも行った。

おもな展覧会

2019 瀬戸内国際芸術祭