発芽を待つ

2002年9月21日-29日、9日間のパフォーマンス、土、カボチャの種、ミニチュアビニールハウス、CCDカメラ、豆電球、モニター、ビデオデッキほか

たとえ動物の誕生は見た事があったとしても、自分の目で植物の誕生の瞬間を見たことはないだろう。

山下と小林はその感動的な発芽の瞬間まで、苦痛と言えるゆっくりとした時の流れを一つの種と共有する事にした。

2人は一つのかぼちゃの種を選び、手のひらの土に置き、交代で9日間昼夜休まず発芽の瞬間を待ち続けた。

展覧会

2002 東京芸術大学取手キャンパス、茨城