Artist's Notebook

2014-15, キャンバスにアクリル、33x24 cm (23点)、41x32 cm(13点)、計36点

《Artist's Notebook》という現在36 点からなるペインティングのシリーズは、2 人がアイディアスケッチに使っていたノートを絵に描き起こした、アイディア帳をモチーフとした静物画である。坂本繁二郎の箱をモチーフに描いた、一連の《箱》の静物画シリーズから着想を得ている。「面白いこと」が詰まっているに違いないモチーフの「ノートの中」を、鑑賞者は読むことは出来ない。少しいじわるにも思えるこの作品だが、山下+小林を媒介に想像する楽しさを追体験していた鑑賞者にとって、想像をするという無限の可能性の行為の主体へと開かれたものである。

– 中尾英恵(小山市立車屋美術館学芸員)
個展「ノートとノートの中」カタログテキストより

おもな展覧会

2015 小山市立車屋美術館、栃木(個展)